【雑記】真横に生えた親知らずを抜歯した。ついでに親知らず3本抜歯記録

第壱話:親知らず、襲来

都内に住んでいた頃の話から始まるんですけど、歯医者に通っていた際に

「この親知らずは全部抜かないとね」ってなりました。

ちなみに下の親知らず歯は左右両方とも真横に向いていましたね。これが地獄の始まり。

歯医者を替えたこともあり、その歯医者では上の歯1本と下の歯1本を抜きました。

これは2年~3年前の話で、最近(2021年)も親知らずを抜いたのですが、まずは以前に抜歯した話から入ります。

第弐話:ヤブ医者と激痛

上の親知らず1本目は普通に抜けました。抜いた後、麻酔が切れてから少し痛かったですけど、特に問題はなかったです。

真下に生えていたこともあり、麻酔をしたので抜いたときも痛みもそこまでなかったと記憶しています。

問題は、真横に生えた下の親知らず。

これがもう死ぬほど痛かった。人生で最も痛かった体験ベスト3に余裕で入りますね。

普通、親知らずって麻酔するから抜くときにはそこまで痛くなくて、抜いてからが痛い・腫れる・寝れないとか言うじゃないですか。

それがまさかの抜くときに激痛。

真横に生えた親知らずなので、歯茎切って歯を砕いてどうこうしてって感じで抜くと思うんですけど、麻酔が効いてなかったのか、その最中で死ぬほど痛かったです。

麻酔足しても痛い。というか、1回激痛が走るともうそのあとはずっと痛い。地獄でしたね。

もうマジでヤブ医者。ちなみにそのあと痛かったかは覚えてません。それくらい抜歯時が激痛でした。

第参話:渡される紹介状

そらから2,3年後。歯医者を替えて盛大に根管治療に取り組んだ後の定期健診。

その歯医者でも前から「この親知らずは抜かなきゃね」。と言われていました。

セットで、「これはうちじゃ抜けないから、ちゃんとした口腔外科に紹介状出しますね」とも。

前抜いた親知らずも紹介状案件だったんじゃね?と若干怒りがこみ上げてきましたね。あの時死ぬほど痛かったのは…。

第四話:予約、二か月待ち

紹介状を貰って、めちゃくちゃ大きな総合病院に来ました。行先は口腔外科です。

受付で紹介状を渡すタイミングで

「医者の指名はありますか?」と聞かれました。

「誰か指名するんですか?」と聞くと、

「○○先生の場合は今日の診察が何時になるかわからないのと、抜歯も半年後になります」とのこと。

その○○先生、口腔外科の権威らしく、みんなその人に抜歯してほしいみたいです。私は誰でも良かったので指名はなしにしました。

初回はレントゲンを撮って診察をしただけでした。私のような難しい親知らずの抜歯をずーっとやっている病院ということもあり、「よくある感じね~」といった雰囲気でした。

一応「手術」なので、リスク説明をするのですが、「数パーセントで痺れがあります」「数パーセントで○○があります」という説明を受けるのは怖かったですね。

そのあとなぜか前述の口腔外科の権威の先生が来て、リスクの説明をもう1回と挨拶をしてきました。イマイチ目的が分からなかったのですが、たぶんその先生が全部確認するフローになっているのかなと思います。

帰りに受付で抜歯の日程を予約。診察してもらった先生がいい感じだったので、2か月後になりましたが、彼の予約を取りました。

他の先生でも1か月後なので、大病院恐るべしですね。

第四話:決戦、水平埋伏智歯

2か月後、大病院。

ついに来た抜歯の日ですね。緊張(というか何分前に来るべきか知らなすぎて)して30分以上前に病院に到着してしまいました。

まずは右下に、真横に生えた親知らず。

抜歯の流れはこんな感じでした。

  1. 麻酔(8回くらい刺された)
  2. 歯茎を切る
  3. 削る・切る・砕く・掘る(これがメイン)
  4. 終わりました
  5. 縫合

トータルで20分ほど。麻酔を除けば15分ほどでした。前回が1時間くらい地獄の中にいたので、今回はめっちゃ楽に感じました。

あまりにも早く終わったので拍子抜けしました。

ワイ「意外と早く終わるんですね」
医者「私たちこればっかりやってるんで。」

術中も手こずったり、迷ったりする感じはなくて、プロフェッショナルを感じました。

まず麻酔8本打ったので、ビビりましたね。あと麻酔打つと動悸がするって言われたんですが、確かに動悸は加速しました。

術中の痛みは思いっきり歯を砕こうとしたタイミング?に少し感じた程度でした。あとは響いたりとかはしますが、痛くはなかったです。

あとは、何するかを都度言ってくれたので精神的に楽でした。すごい良いお医者さんだったと思います。

ただ、めちゃくちゃ怖かったので、めっちゃ汗でました。

ガーゼを加えて退散。

そのあとはロキソなんちゃらという痛み止めと抗生剤?を貰って帰りました。

第五話:決戦の跡

当日(木曜日)

帰宅。

麻酔が切れそうになっていたので痛み止めを飲みました。

その後、当日寝るまでは「少し痛い」くらい。全然許容範囲で、痛み止めは決められた容量通りで問題ない感じでした。

かつ、少し血の味はしましたが、口から出血する感じもなかったです。

バッチリ8時間睡眠で、途中に起きることもなかったです。

翌日(金曜日)

翌日は痛み止めを飲んだらほとんど痛みはなし。痛み止めを飲むまでは僅かに痛いという感じでした。

ただ腫れはすごいですね。ご時世柄マスクをするので良いですけど、これは外に出れないくらい腫れてます。

2日後(土曜日)

この日は少し痛みが強くて、早朝に目が覚めたら痛みを感じました。痛くて起きた説も否定できないです。

腫れはさらに酷くなっています。麻酔を打った後のような感じで、若干痺れもあります。おそらく顎の骨を削った後遺症でしょう。

我慢できる痛みではありますが、引き続き痛み止めは飲みました。

3日後(日曜日)

この日の朝はそこまで痛みは感じませんでした。腫れは残っていて、引き続き顔はボコボコですね。

一応痛み止めを飲みましたので日中はほぼ痛みなし。夜に少し痛くなってきましたね。

4日後(月曜日)

この日は予想外に朝痛みがありました。ただ、腫れはだいぶ引いてきた印象ですね。これまであった痺れのような感覚も和らいできています。