※2018年8月に観戦した情報がベースです。現在は新型コロナウイルスの影響で内容に大きな変更があります。
先日、知人を介して、横浜スタジアムの「ベイダイヤモンド・シート」という、高級なシーズンシートで試合を観ることができました。
私としても初めての経験で、素晴らしい時間を過ごすことができました。
なかなか経験できないものだと思いますので、この機会に紹介したいと思います。
シーズンシート専用で価格は50万~75万
「ベイダイヤモンド・シート 」 はシーズンシートの席の種類・名前のことです。横浜スタジアムのシーズンシートは、いくつもの種類がありますが、その中で最も高級なシートがこの「ベイダイヤモンド・シート」になります。
場所はバックネット裏中央の最前列です。こちらのシートは(おそらく)一般発売はされておらず、シーズンシート購入者のみ座ることができます。
席を見渡した感じ、「スポンサー席」といった感じでしょう。企業で買っている方が多い印象で、私も知人が取引先の企業からチケットをいただき、同席いたしました。
専用の「13通路」より入場
ベイダイヤモンド・シート、まずは「入り口」から違います。
ゲートはシーズンシート専用のものから入ります。球場内のコンコースからスタンドへは、「ベイダイヤモンド・シート専用」の13通路から入ることができます。
通路の壁には金色の「ベイダイヤモンド・シート」のラベル。
既にこの時点で高級感が溢れ出ています。
バックネット裏・最前線の臨場感
まず、何よりも言いたいのが「座席の近さ」です。バックネット裏最前ブロックなので、憧れのプロ野球を「すぐ・そこ」に感じることができます。
打球の速さや飛距離、ピッチャーの投球のコースまで把握することができます。
インパクトの感触もわかり、打った瞬間に「これはホームランだ!」と感じることもできます。
一塁、三塁共にベンチの中も見えます。残念ながら手前側にいるであろう監督は視界に入りませんでしたが、ベンチにいる選手の様子をうかがうこともできます。
革張りのシートは荷物置き、テーブル付
ベイダイヤモンド・シートの座席は流石、革張りでございます。見た目がとても豪華で、スタジアムの座席には見えません。
もちろん、他の席に比べ、長時間座っていても、圧倒的にお尻が痛くなりにくいです。
また、椅子の下に荷物置きがついており、カバンを入れることができます。
野球を観に行ったときに困ることのひとつが「荷物の置き場がない」ことで、地面に直接カバンを置くのはためらわれます。これなら、地面に置くことなくカバンを収納することができます。
これは前席に導入して欲しい…。
さらに、座席にはテーブルがついています。
飛行機の最前列のように取り出し、食べ物を置くことができます。
野球観戦は食べ物の管理がたいへんですので、テーブルがあるのは本当にありがたいです。
飲食物を席で注文でき、運んできてくれる
席につくと、コンシェルジュ的なスタッフの方からご挨拶を頂き、以下のメニュー表を渡してくれます。なにこのVIP待遇。
これをもとに注文すると食べ物も飲み物も届けてくれるのです。
ベイダイヤモンド・シート全体に数名のスタッフが待機しており、注文~配膳まで行ってくれます。会計はビールの売り子と同様に、その場で行います。
これは驚きました。野球観戦のときに食べ物が欲しくなると、売店まで歩いて行っていたのですが、その必要がないのです。
また、このシートは先ほどの13番ゲート近くにお手洗いもありますので、食事の買い物やお手洗いなどの「観戦におけるタイムロス」が極めて少ないのです。
そのため、野球観戦をゆっくり・めいっぱい楽しむことができます。
「ベイスターズビール」や「ベイメンチ」など、横浜スタジアムならではのドリンク・フードも注文すると持ってきてくれます。
横浜スタジアムのグルメは以下の記事で紹介しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
チアを近くで見れ、グッズもゲットしやるい
ベイスターズの試合では、イニング間のイベントでバズーカ砲などを用いてタオルなどのグッズが飛んできます。
それらは一塁・三塁側に行くのですが、バックネット裏にはチアが来てくれて、グッズを投げてくれます。
チアを近くで見れますし、競争相手が少なすぎるので、グッズをゲットする確率もグーンと高くなります。
勝利時は、選手とハイタッチ!
この席は試合後にもサービスがあります。
ベイスターズの勝利時には選手とハイタッチができるのです。この日は残念ながらベイスターズが負けてしまったので、叶いませんでしたが夢のようなイベントに心が踊りました。
至れり尽くせりのこの席、一度は味わってほしい
感想としては「至れり尽くせり」。これ以上ないラグジュアリーな体験となりました。
特に料理を持ってきてくださるのが最高でした。まさに「VIP」という気持ちを味わうことができます。
限定の席ですので、なかなか味わうことができませんが、最高の体験となりますので機会がありましたらぜひ体験してほしいと思います。