※2018年8月訪問
札幌競馬場からサッポロビール園へ
札幌競馬場を後にし、サッポロビール園へ向かった。
予想に反して、サッポロビール園は札幌駅から遠かった。
バスに15分前後乗っていたと思う。札幌競馬場から札幌駅までは電車で移動したため、隣の苗穂駅までも電車で行けばよかったと思った。
苗穂駅からサッポロビール園は徒歩圏内だ。
サッポロビール園を訪れた目的は2つ。
- サッポロビール博物館の見学
- サッポロビール園でジンギスカンを食べる
今回は前者を紹介したい。
日本唯一の”ビールに関する博物館”
サッポロビール博物館は日本で唯一、ビールに関する博物館らしい。おそらく博物館法というものがあるので博物館を勝手に名乗ることはできないんだと認識している。
サッポロビール博物館(サッポロビールはくぶつかん)は、北海道札幌市東区にある博物館。サッポロガーデンパークにあり、日本国内で唯一となるビールに関する博物館になっている。
見学自体は無料。ガイド付の見学は500円でビール2杯試飲付
サッポロビール博物館の見学自体は無料でできます。
ガイドツアーがつく「プレミアムツアー」は500円かかりますが、ビールを2杯試飲することができた。
試飲できるのは以下のビール。クラシックではないので注意。
「復刻札幌製麦酒」で、創業当時の味を復元したビールになり、ここでしか味わうことができない。これと現代の黒ラベルを飲み比べてみましょうという趣旨だ。
■プレミアムツアー(有料)
有料のガイドツアーです。
大迫力の6Kワイドシアターや、ブランドコミュニケーターの分かりやすい説明を通して、
サッポロビールの誕生から、近代日本ビール産業を牽引した「大日本麦酒」時代、そして現在とご案内します。
最後は、プレミアムツアー参加者しか味わえない創業当時の味を復元した「復刻札幌製麦酒」と
サッポロビールの代表商品「黒ラベル」をご試飲いただけます。
サッポロビールの歴史を学べる博物館
サッポロビール博物館の「プレミアムツアー」では、ガイドさんの案内のもと博物館を回ることで、サッポロビールの歴史を学ぶことができた。
館内のギミックは豊かで、シアタールームや等身大ビールの窯もあった。
基本的には以下のパネルを回りながらガイドさんのお話を聴いていた。
私が驚いたのは
- 「アサヒ・エビス・サッポロ」が同じ会社だったこと
- 札幌麦酒の会長が渋沢栄一先生だったこと
当時の「大日本麦酒株式会社」、恐るべし。
今はクラフトビールの会社も増えているが、概ね寡占市場なのは当時の名残なのだろうか。
歴史の味。「復刻札幌製麦酒」を試飲。
見学を終えて、待ちに待った試飲。
試飲の他にも、1杯200円~300円で3種類のビールを飲むことができた。
ここは北海道、もちろんクラシックも飲むことができる。
見学に付属していたサッポロ黒ラベルと「復刻札幌製麦酒」を飲む。
「復刻札幌製麦酒」は歴史を感じさせるグラスに入っている。
味はというと…マズくはない。黒ラベルと比べると雑味・苦みは多く感じるが、「普通にビール」と言える範疇。
現代ビールが
工場見学は「普通に面白かった」。そのうえでここでしか飲めない復刻ビールが飲めるので、ビールが好きな方の札幌観光としてオススメできる場所だと思う。
他にはジンギスカンなど、普通に食事とビールを楽しめるスポットもビール園にはあるので、別途紹介したい。