憧れのウェスティン東京に宿泊
恵比寿で働いていたこともある私にとって、「ウェスティンホテル東京」は憧れのホテルだった。
ただ、泊まろうと思ったことすらなくて、知っていたのは「値段がとても高いらしい」「外国人観光客に人気らしい」ということだけだった。
2020年10月1日からGOTOトラベルキャンペーンが都民・都内にも適用された。「都内の高級ホテルに宿泊することが娯楽として良いらしい」ということを聞き、せっかくなのでウェスティンホテル東京を調べてみた。
そうしたら、頑張れば手が届くどころか、普通に泊まりに行ける価格になっていたので宿泊することにした。
アクセス:恵比寿・目黒駅から一応徒歩圏内
一応、恵比寿駅と目黒駅の両方から歩いて行ける。目黒駅からだと徒歩15分だ。
恵比寿駅からだと、恵比寿ガーデンプレイスと接続する「恵比寿ガーデンウォーク」を通ってくることができるので、雨に濡れずにアクセス可能。
ただ体感としては恵比寿駅からもそんなに近くはなく、徒歩10分以上は確実にする。
料金:GOTOトラベル&じゃらんクーポン活用
今回のプレンは以下。
プラン名:【ステイケーション】デラックスロングステイプラン<朝食&10000円ホテルクレジット付>
チェックイン可能時間:12:00~24:00
チェックアウト時間:18:00
プラン内容:お昼にチェックインし、翌日夕方まで滞在可能なロングステイプランです。ごゆっくりお過ごしください。
このプランは特典がてんこ盛りで、以下すべてが宿泊料にコミコミでついてくる。
- レストラン「ザ・テラス」でのご朝食
- アーリーチェックイン12時
- レイトチェックアウト18時
- 10,000円ホテルクレジットプレゼント(滞在中のご利用のみ)
それで気になる支払い料金は2人合わせて「21,779円」だった。(日曜→月曜の宿泊)
内訳は以下。
- 43,506円(宿泊料金)
- ▲15,227円(GOTOトラベル)
- ▲6,500円(じゃらんクーポン)
この料金に以下がついてくるのである。
- 10,000円ホテルクレジット
- 地域共通クーポン7,000円
2人で21,779円に17,000円のクーポンがついてくるので、実質2人で1万円で宿泊できたと言っても良いのかもしれない。
とにかく、前代未聞の破格なプランであるように感じた。
チェックイン:豪華なフロント・通路
昼12時から翌日夜の18時まで滞在できる最強プラン。意気揚々と昼の12時過ぎにチェックインしたが、まずはフロントにビビった。
ディズニーランドの建物を思わせるような豪華な内装。高級ホテルは馴染みがないのでビックリした。
ロウかも絨毯・壁・カーテンの張り方まで工夫されており、泊まる人のテンションを高めるものだった。
高級ホテルに泊まり慣れている人からしたら当然なのかもしれないが。
お部屋:圧倒的な広さ。家具や内装から感じる一流の雰囲気
今回宿泊したのは「デラックスダブル」というお部屋。「デラックス」という名前だがいちばんランクの低いお部屋のようだ。
しかし、「いちばんランクが低い」にもかかわらず、めちゃくちゃ広い。
ベッド、ソファー、椅子、デスク、ドレッサーが平然と同じ部屋にあって、それでもスペースにゆとりを感じる。
「ホテルの1部屋」では今まで泊まった中で圧倒的に広い。とにかく驚いた。
内装の豪華絢爛さも圧巻で、特にベッド。これだけでいくらかかっているのかわからないくらい、立派なベッドだった。ベッドの両側にランプと小さい鏡がある。
当然マットレスも最高。
テレビは48インチのSONY製。
テレビ台も、わけわからないくらい立派なもの。家具・内装のひとつひとつが豪華で、コンセントが統一されていて、素晴らしかった。
ドリンクコーナーも充実。
ネスプレッソがあったし、ケトルはデロンギだった。これ全部屋分あると思うと…すごいわ。
高級ホテルあるある、有料の冷蔵庫。
ここはあんまり魅力的な飲み物なかったな。ただ、恵比寿だからか、エビスビールだった。
蒸留酒も同様。山崎とか白州があったら揺らぐんだけど…そこは外資系だからか。
グラスが2種類あった。
ビールと、ウイスキーなんかを飲む用に分かれているんだろう。
お水はいろはす。この形のいろはすは初めて見た。キャップにカバーがついていて、ホテル向けに制作しているものなのかな?と思う。
ホテルは結構よくわかんないお水置きがちなので、いろはすだと嬉しい。
エアコンはこんな感じ。
古いタイプだとは思うが、温度調整できるので良い。
鍵はカードキー。やっぱカードキーが使いやすいよね。
「感動した」。
「これがウェスティンか」と、圧倒されてしまった。やっぱすごいね、ハイクラスホテルは。
バス・トイレ:シャワーは独立。これまたすごい
バス・トイレもめちゃめちゃすごい。
入った瞬間にビックリ。これ大理石かな?全面びっしり大理石。
上の写真の右手前の見えない部分にトイレがあり、右の奥(湯船の手前)にシャワーがある。
シャワーはガラスで閉じられている。
トイレ。
シャワーは高級ホテルにありがちな普通のシャワーとレインシャワー両方ついているやつ。
上にあるレインシャワーは撮り忘れて、見切れてしまった。
洗面台も見事だ。アメニティも充実しているし、鏡も奥一面のに加えスタンドミラーまである。
お風呂も広々している。ゆっくり入ることができた。
いわゆるビジネスホテルの「ユニットバス」とは比にならない、超立派なバスが、全部の部屋についてると思うので、安心してよいと思う。
ドライヤーはコイズミ社製。
体重計がオシャレすぎた。ガラスの上に乗るって。
体重計がオシャレだからといって、体重がオシャレになることはない。数字は嘘をつかないのだ。
たっかいホテル名物、バスローブ。浴衣もあった。
バス・トイレも完璧だと思った。
ここに1人11000円で泊まれてクーポン・朝食が着くと思うと…引いた。
景色:ハズレの部屋であると思うが、それでも素晴らしい
部屋は8階のお部屋。
角度的にも、窓の右側に建物の出っ張りがあるというところ的にも、そこまで眺望が良い部屋ではないと思う。
が、それでも景色はすごい。
特に夜景は圧巻だった。
東京タワーにスカイツリー。渋谷なんかも見えればもっとよかったけど十分すぎる。
これが別の方向だと富士山が見えたりすると思うし、もっと上の階なら海も見えるかもしれない。
周辺には恵比寿ガーデンプレイスタワーぐらいしか高い建物がなかった気がするので、周囲が開けていて気持ちが良かった。
ルームサービス:生ビールはその場で
いただいた10000円のホテルクレジットはルームサービスに利用することにした。
ピザにフィッシュアンドチップス、エビの何か(忘れた)にフルーツの盛り合わせを頼んだ。どれも美味しかった。
いちばん驚いたのはビール。
サーバーごとお部屋の前に持ってきて、すぐそこで注いでくれた。
(ルームサービスで生ビールだから当たり前だけど)
野球場の売り子を思い出した。
料理の提供が遅れたからという理由でビールをもう1杯くれた。おそらくスーパードライ。
綺麗に注がれたビールはとても美味しかった。
朝食:和洋中のグルメはどれも美味しい
朝食は1階のレストラン「ザ・テラス」で召し上がった。午後のスイーツビュッフェが有名らしいが、ここの朝食もとても美味しかった。
和・洋・中のご飯が並ぶ。胃が1つしかないのが残念に思うほどだ。
いわゆる普通の朝食から、カレーや点心まで並んでいた。どれも「上品な味」という感じで美味しい。
パンや卵料理も豊富で、胃の限界まで食べ進めた。
オムレツは具をリクエストして目の前で焼いてくれる形式。ふわふわで美味しい。
エッグベネディクトなんかもあった。
最後に食べたフレンチトースト。甘くて香ばしくて、絶品だった。
朝食に関しては大大満足。
これも「さすがウェスティン」というクオリティで、宿泊料金に含まれていることが恐ろしいほどだった。
まとめ:最高のプランに出会った
朝食を食べた後はチェックアウトの18時までひたすらダラダラしていた。
これだけラグジュアリーな空間で1日中だらけるというのも素晴らしい体験だった。
総じて「素晴らしいホテルだった」。夕食のルームサービスも1万円のクレジットから少し足が出た(12000円くらい)程度だったので、2人合わせてトータルで25000円、1人12000円くらいで、これだけの体験をすることができた。(冷蔵庫別)
曜日の関係があったにせよ、引くほど充実していた。
ウェスティンホテル東京にはクラブルームもあるそうだ。いちばんランクが低い部屋でこれだけ満足できたのだから、クラブルームもきっとすごいに違いない。
じゃらんのクーポンに恵まれたのは紛れもない事実。時々良いクーポンがないかチェックしていきたい。