夢を見て福岡 #1:ANAマイルとGOTOトラベルを活用し手配

コロナ禍。CSの地、福岡へ

「行くぞ、福岡」。

11月8日、パシフィック・リーグ公式戦「千葉ロッテマリーンズ vs 埼玉西武ライオンズ」をiPadで観ながら、私が友人にLINEを送った。

私は生来の…ではないが、今は立派なマリーンズファン。
大学進学を機に離れた地元・千葉市への感情が大きくなるにつれて、プロ野球チームも地元を応援しようという気持ちになっていった。
好きな選手は唐川侑己。千葉県・成田高校時代からずっと、私の中のスターだ。

コロナ禍の中、今年はマリンスタジアムで11試合を観た。11戦・5勝・4敗・1分勝率は6割ちょうどだ。
10試合以上観て「勝率6割」という数字は、マリーンズファンには見慣れないものだと思う。私も未だに違和感がある。

そんな今年のマリーンズ。
色々あったが(本当に色々あった)、前評判を覆して2位をキープ。優勝争いからは離脱してしまったが、11月8日の3位・ライオンズとの直接対決を制し2位確保・4年ぶりのクライマックス・シリーズ進出を決めた。

4年ぶりのCS…。

パ・リーグは強豪がひしめいており、資金力・育成力に乏しいマリーンズにとってはクライマックス・シリーズに出るのも至難の業だ。
「次出るのはいつになるのか…」
「それ以前に来年はちゃんと開催できるのか…」

そんなことを考えていたら、自然と次の日の行動は決まった。

「チケットを買って、福岡へ行こう」。私は9日の朝、「タカチケット」でレフト応援席を2枚購入した。

突発すぎた旅行予約

さて、奇跡的にチケットは取れたが飛行機とホテルは全く決まっていなかった。福岡に行くのは週末のため、時間もなかった。

かつ、一緒に行く友人が帰りは東京に帰らず、そのまま福岡から別地にへ仕事へ行くため「2人でツアーを予約する」という選択肢はなかった。

かなり方法が限られていた旅行の手配だったが、結果的には安く済ませることができたなと思う。
今回はその方法を紹介したい。

航空券は「ANA トクたびマイル」で

まず飛行機。東京から福岡への飛行機は「ANA トクたびマイル」頼みだった。

ANAトクたびマイルは、普段の半分のマイルで旅行ができる素晴らしい制度であるが、対象の路線が毎週火曜日、ランダムに決まるため、福岡が対象になるかはギャンブルだった。

そしてチケットを取った翌日の火曜日。福岡はトクたびマイルの対象になった。しかし、肝心の飛行機がなく、帰りは月曜日の飛行機があったが、行きは木曜日まで遡らないとない感じだった。

土曜日に関しては午前中は航空券自体が売り切れで、GOTOトラベルの強さを目の当たりにした。

さすがに土日の試合で木曜日からは…と思いしばらくステイ。最悪、金券ショップで株主優待券を購入することも覚悟した。

結局、待っていたことが功を奏し、水曜日の段階で金曜日昼の「羽田→福岡」便に空席が出た。
さらに、日曜日の夜の「福岡→東京」便も1席だけ空いており、すぐに予約。なんとか往復の飛行機を確保できた。

しかもトクたびマイルのおかげで往復で4500マイル。コロナ禍で余りがちなマイルを有効活用することに成功した。

ホテルは楽天トラベルで「ニューオータニ」を予約

ホテルは当日まで予約しなかった。というか、忘れてた。

行きの羽田空港で「楽天トラベル」を見る。かの有名な「ホテルニューオータニ」の博多が安いと感じたので予約。

2人で金曜・土曜日の2泊で「22500」円というのは破格ではないかと感じた。1泊あたり5000円ちょっとだ。
高いときだと1泊でも1万円は余裕で超えるよね?と思うと、さすが「コロナ禍とGOTOトラベルキャンペーン」だ。

ちなみに楽天トラベルは「スーパーセール」などで、安くホテルを取れることもある。

というわけで安く行けるようになった福岡。

今回の連載「夢を見て福岡」では、CS制覇を目指し福岡でマリーンズを応援することになったアラサー男子2人の旅の模様をお届けしていく。