ドタバタのホテル予約
出発の11月13日。羽田空港に着いた時点では今日泊まるホテルが決まっていなかった。
福岡行きを決めたのが4日前、飛行機を確保し日程が決まったのが2日前。忙しかったし、無理もない。
2人でホテルを決める場合、片方が完全に「おまかせ」にしない限り、希望を聞いたり確認を取ったり…といったやり取りで結構時間を使ってしまう。
そのため、最終的に2人とも顔を突き合わせる空港でホテルは予約することになった。
時はコロナ禍、GOTOトラベルキャンペーン。
「いい感じのホテルが安くなってないかと」調べると、「ホテルニューオータニ博多」が2名2泊で合計22000円で泊まれることがわかった。
1人1泊6000円以内になり、地域共通クーポンも貰える。
夜は飲み歩くので素泊まりで十分だ。
社会人になって少しだけ贅沢を覚えた私たちに、「ニューオータニ」の文字列は魅力的に映った。
というわけで予約。福岡空港に着き、すぐにホテルへ向かった。
「ホテルニューオータニ博多」アクセス
ホテルニューオータニ博多はアクセス的に少し厄介な場所にある。
というのも、最寄りの福岡市地下鉄「渡辺通駅」は博多駅から接続しておらず、博多駅からニューオータニへ行くにはバスで行くか、電車と徒歩を組み合わせていくことになる。
今回は連れがでっかいスーツケースを持っていたので、博多駅からタクシーで向かった。料金は1200円ほど。
もしかしたら、福岡空港から行く場合の「地下鉄代+タクシー代」の合計は、大通り1本でつながっている天神駅からタクシーで行く方が安いかもしれない。一度検討してみると良いと思う。
「ホテルニューオータニ博多」客室紹介
ホテルニューオータニ博多の鍵はカードキーではなく物理キー。
そのため、財布に入らないので外出のたびにフロントに預けることにした。
今回の部屋は「モデレートツイン」。
「モデレート」はホテル全体の中でいちばんランクが低いが、それでも部屋は十分すぎるほど広い。アラサー男子2人がいても窮屈には感じなかった。
私的に、ハイグレードのホテルの客室には「遊び」のスペースがあって、それが部屋にいるときの快適さを引き出していると思う。
部屋の中すべてが「機能的」なのは息苦しい。
ベッドには枕が2つ。気持ちの良いマットレスだった。
…と書いたものの、ぶっちゃけ酔っぱらってたから違いなんてわからないのよ。笑
とりあえず、ぐっすり寝れたことだけは報告しておこう。
テレビは普通。ドレッサーは鏡が大きく、スペースにも余裕があるので女性には有難いと思う。
冷蔵庫も普通。このグラスはもともと冷やしてくれていた。
ただ、いわゆる高級ホテルの冷蔵庫(お金払って飲めるやつ)ではなかった。安いプランだということもあるかもしれない。
部屋からの景色はこんな感じ。
大通り沿いですが、車の音は気になりませんでした。圧迫感もなく、悪くない景色だと思います。
寝巻はパジャマ。
前開きボタンのが一枚でワンピースみたいになるやつ。
続いてはバス・トイレの紹介。
バス・トイレは同室にあるものの、普通のホテルよりは遥かに広い。
これがランクの高い部屋になるとバス・トイレ別になるか、よりスペースが広くなるんだと思う。
まとめ
今回のニューオータニ博多の宿泊をまとめると、
- 安かった。
- 部屋は広く、窮屈さを感じなかった。男2人にはオススメ
- アクセスは良くはない。天神から徒歩で行けないことはないが。
の5点かなと思う。順番に話していくと、
まず安さ。「ニューオータニ」という名前の割には安く感じた。ただ、GOTOも加味すると横浜のニューオータニもかなり安かったので、ニューオータニ自体「これくらい」なのかもしれない。
特にモデレートは部屋も含めて「大衆向け」という印象を受けた。ただ、スタッフの案内やフロントの内装などからはラグジュアリーな雰囲気を感じる。
特に、チェックインの際には部屋までスーツケースを運んでくれたのでビックリした。
設備に古さを感じることもあるが、部屋は広かった。
男2人でも窮屈さは感じず、その点はニューオータニにしてよかったなと思う。
狭いツインの部屋だと、ベッド同士も近いしで色々ストレスを感じることがあると思う。そういったストレスは一切感じることなく2泊することができた。
ただアクセスは良くない。天神から歩いて行くこともできるが、基本は「タクシーで行く場所」という印象を受けた。
ただ、今回は連れが大きいスーツケースを持っていたため、よっぽど駅から近いホテルでない限りタクシーで行く方針だったからよかったが。
今回は同じグレードの他のホテルよりは安価に宿泊できたと思う。朝食などの館内施設の利用はパスしたので、次回宿泊することがあれば使ってみたい。