ZOZOマリンスタジアムの最前線「サブマリン・シート」観戦記

はじめに

サブマリンシートは2019年に新登場した座席です。

これまで、ZOZOマリンスタジアムでいちばんグラウンドに近いシートと言えば、ベンチ横にあり、グラウンドレベルの座席であった「フィールドウイングシート」でしたが、今回のサブマリンシートはその「さらに前」に設置された座席です。

  • 初のグラウンドライン目線のシート
  • 全席テーブル付き
  • 座面・背面にもクッション
  • 足元には荷物入れも装備

という、特別感だけでなく設備面も兼ね備えたスーパーシートです。

また、ZOZOマリンスタジアムのハイグレード(高級)シートの中では1人席かつ、チケットが比較的入手しやすいシートなので、今回はご紹介したいと思います。

「サブマリン・シート」の基本情報

座席位置

画像:千葉ロッテマリーンズ公式

座席位置は一塁側・三塁側の1階席(フロア2)の内野指定席の、「前の前」にあります。

以下の写真はZOZOマリンスタジアムの「内野指定席」から撮影した写真です。

上の写真で、グラウンドに面した、最も高さの低いシートがあると思いますが、そちらがサブマリンシートになります。

価格

サブマリンシートは「1列目」と「2列目以降」で金額が分かれています。もちろん1列目の方が高いです。

今回私が座ったのは「1塁側」の「3列目」。土曜日のチケットで7400円でした。

ちなみに、ZOZOマリンスタジアムの座席の価格は現在、変動価格制(ダイナミック・プライシング)が採用されております。

そのため、私のチケット購入価格は一例でしかなく、実際の購入時は7400円よりも高く・安くなる可能性がありますのでご注意ください。

「サブマリン・シート」の特徴・魅力

目線がグラウンドレベルの臨場感

まずは臨場感です。

グラウンドよりも一段低く掘られたこのシートは、だいたい目線がグラウンドレベルに来るように設計されています。

目の前が選手の足元にあたるので臨場感がハンパないです!!

目線レベルで体感するプロ野球の迫力・スピードは上から眺めるよりも凄まじいです!!

選手が目の前に!!

選手が目の前に来るのでビビります。

特に、控えキャッチャーは先発ピッチャーとのキャッチボールで毎回目の前に来ます。

あとはライト(レフト)を守る選手も目の前を通過します。

あとはライト(レフト)とキャッチボールをする選手も目の前を通ります。

和田くん、華奢なイメージがありましたけど近くで見ると肩幅が気持ち悪いくらいゴツかったです。

あとはDHのマーティン選手がなぜかキャッチャーミットでキャッチボールに来ました。

鳥谷選手もファーストミットでキャッチボールに来ました。

普段遠目から眺める選手を近くで見れるので、体格や表情、雰囲気を味わうことができます。

野球選手は総じてケツがでかいっすね。笑

M☆Splash!! が目の前に!!!

選手と同様に、マリーンズ公式「チアパフォーマー」であるM☆Splash!!も間近に見ることができます。

これがいちばんヤバイです。近すぎて恋に落ちそうになります。

あと、めちゃめちゃ良い写真が撮れます。

チアが好きだというスポーツ観戦者は多いと思います。最高の1枚を撮ることができるサブマリンシートに急げ!!

テーブル付きの高機能で快適な座席

次は機能面になります。

全席テーブル付きのシート。色は鮮やかなブルーです。

背もたれ・座面ともにクッションが敷かれており、

  • テーブル
  • ドリンクホルダー
  • ひじ掛け

すべてそろったフルスペックのシートです。

ZOZOマリンスタジアムの屋外スタンドにおいてはトップクラスの設備となっております。

利便性はとても高く、飲み物はドリンクホルダーに置けますし、スタジアムグルメもテーブルを使うことでとても食べやすかったです。

グラウンドを通って帰れる

帰りは上から帰るのではなく、グラウンドを通ってライトの自動車が入るところから球場の外に出ることができます。

途中、ブルペンの扉の前を通ることもでき、良い思い出になりました。

「サブマリン・シート」の注意点

注意点は以下。

  • 屋根はない
  • 子どもの利用は注意
  • 隣席と距離がある

屋根はない

スタジアムの最前線なので、屋根はないです。雨はモロに食らいます。

価値も値段も希少性も高い席なので、覚悟してレインコートかぶって雨に打たれましょう。

子どもの利用は注意かも

ある程度の座高が必要になるので子どもの利用には注意が必要かもしれません。

後述しますが、隣席との距離も遠いので子どもを隣に見るのは、他の席に比べると結構大変な気がしています。

隣席と距離がある

サブマリンシートの座席はひとつひとつが独立し、隣席と距離があります。

今はコロナ禍なので1つ席を空けるので、隣の人と相当な距離があります。

会話が難しかったり、子どもの様子を見るのが難しいというデメリットがあります。

まとめ:圧倒的体験価値をもたらすシート

普通の内野席(IA,A,OA)よりも2000-3000円近く高いシートですが、倍以上の体験価値が味わうことができます。

野球も、写真も、グルメも、チアもめいっぱい楽しむことができるこのシートは、初めて体験したら驚くことが多いと思います。

個人的には相当楽しかったので、必ずリピートすると思います。1人でも取れる座席ですし、超オススメです。