遠野醸造を知ったきっかけは有楽町
岩手県の遠野市に遠野醸造というクラフトビールのブルワリーがあります。
岩手県遠野市はホップの生産が日本一だそう。
そこのビールを知る機会になったのが、東京・有楽町にある「micro FOOD & IDEA MARKET 」という、三菱地所が運営するカフェ兼イベントスペースのような場所で、遠野醸造のクラフトビールを購入したことです。
これがとても美味しかったんですよね。
以来、遠野醸造の直営レストラン(ビアバー)である「TAPROOM」には一度は行ってみたいなと思っていました。
そして、岩手県に旅行する機会がありましたので、遠野醸造への行程を無理矢理ねじ込みました。本当に無理矢理です。ついてきてくれた同胞に感謝です。
アクセス
花巻駅(新花巻駅)から遠野駅まで
JRの釜石線が花巻から出ておりまして、新幹線も停車する新花巻駅から乗車。遠野駅までは1時間ほどの乗車になりました。
前日に宿泊したホテル紅葉館から新花巻駅まで送迎バスが出ていたため、始発の花巻駅ではなく、新花巻駅を利用しました。
盛岡駅から遠野駅まで(盛岡駅まで)
遠野駅からの帰りは盛岡駅まで行きました。
快速のはまゆり号を利用すると1本で盛岡駅まで行くことができます。所要時間は1時間半です。逆も然りです。
以下のように、ボックス席もあるので割と快適に移動することができました。
また、530円の指定席券を払うことで指定席に乗ることもできます。
遠野駅から
遠野駅からは徒歩3分ほど、駅からはとても近いです。
店内の様子
店内はこのような感じです。他のお客さんがいない時間帯に撮影しました。
内装は新しく、とても綺麗でした。
至高のクラフトビールを飲む
TAPROOMには常時6種類のビールがサーバーに入っているそうです。
多くは自社・遠野醸造で作られたもので、今回訪問した際はすべてが遠野醸造で作られたものでした。
ビールがどれもこれも美味しい。個性が強くて、それでいて芯となる美味しさがすべてに備わっています。「さすがホップの産地・遠野のブルワリーだ」と思いました。
特に「Southern Hazy IPA(サザンヘイジー)」というビールが私にスマッシュヒットしました。
香りはホップのフルーティーな華やかさが強く、飲むとビールのコクや苦みが訪れるビールです。
万人が飲めそうな香りと、ビール好きが唸る苦み・コクの共存は今までに体感したことがない組み合わせで、飲んだ時には「なんだこれは!!!」とたまげてしまいました。
あまりにもハマってしまい、これだけは何度も飲んでしまいました。
いやぁ美味しかった。
フードも美味しい
フードもビールに合うようなものばかりで、どれも本当に美味しかったです。
前菜は山盛り。4人前ですが、前菜って量じゃないですよ。
遠野はジンギスカン(ラム肉)が有名なそうで、これはラムのたたき。
ビールと言えば、ソーセージ。
そしてシメのカレー。
どれもこれも美味しくて、付き添いで来て「ビールはそんなに」という方でも、フードのクオリティに満足できるものだと思います。
美味しいフードで飲むクラフトビールは最高で、ここだけはまた行きたいと思っています。次回は遠野に宿泊し、ジンギスカンも食べに行っても良いかなと。