横浜ベイホテル東急宿泊記 – クラブラウンジも夜景も満喫

※2020年10月に宿泊

「みなとみらいのハイクラスホテル」に泊まりたい

東京都民には2020年10月から始まったGoToトラベルキャンペーン。
私も利用し、そのお得感を満喫しておりました。

それを受けて、「みなとみらいのハイクラスホテルに泊まりたい」という欲が出てきた。
東京に住んでいるので横浜に泊まるという発想がないため、これはチャンスだと思った。
横浜ランドマークタワーが見えるホテルに宿泊するのはまさに夢のような体験。千載一遇のチャンスが巡ってきた気分だった。

GoToトラベルが凄い

今回はじゃらんで予約したが、横浜ベイホテル東急の中でもトップクラスに高いプランである
「LUXURY DINNER in Bay Club Floor」の「ベイクラブフロアキングパークビュー」を選択。

  • クラブルームフロア(23~25階)
  • クラブルーム利用可能
  • ルームディナー(コース料理)
  • 朝食ビュッフェ

がついてくる贅沢なプランだった。

都民のGoToトラベル解禁後の土日ということもあって、少し値段は高くなったが、それでも

  • 63000円(31500円×2人)
  • ▲22050円(GoToトラベルクーポン)
  • 9000円分の地域共通クーポン

という内容で、40950円で宿泊し、9000円の地域共通クーポンを得ることができた。土日の宿泊でディナーのコースと朝食、それからクラブラウンジでの飲食がついて1人当たり2万円なのだからGoToトラベル恐るべしと言えると思う。

例年のように国内外の観光客が詰めかける状況ではこの値段で泊まれることはないと思う。ちなみに地域共通クーポンでは家電を買った。

アクセス:みなとみらい駅直結

みなとみらい線のみなとみらい駅を降り、大きいエスカレーターを上がったところに「東急スクエア」という複合施設がある。
横浜ベイホテル東急はその一角で、さすが不動産屋だと思った。抜群のアクセスで当然、雨に濡れずに行くことができる。

地図を掲載するまでもないが、みなとみらい駅とよこはまコスモワールドに挟まれた、バケモノのような立地の良さだということはお伝えしたい。

チェックイン:クラブフロア宿泊者は別枠

16時以降チェックインだった。なるべく長い時間部屋・施設を楽しみたいがために16時きっかりに向かうと、フロント前に大行列ができていた。

マジか…と思いながら列に並んでいると、スタッフから「クラブフロアにお泊りではないでしょうか?」と訊かれた。

「はい」というと、そのままクラブラウンジまで案内されて着席。ジャスミンティーを出してくれて、このテーブルでチェックインができるということらしい。

恥ずかしながらこのような体験は初めてだったのでビックリした。クラブフロア宿泊者はVIP扱いを受けるのか。

あとでくつろぎに来るであろうクラブラウンジには既にスイーツやドリンクが置かれ、既に飲食している方も、飲食し終えたテーブルもあった。

部屋:高級感・清潔感が溢れる

部屋は24階、一番奥から2番目の部屋だった。エレベーターから遠かった。

部屋はキングルーム。当然のことながら、広い。この前に行ったウェスティンよりは少し狭いが、それでも十分な広さだ。
内装の質感・色がめちゃくちゃ良かった。白・紺をベースとした色遣いは本当に好みで、高級感も感じた。

部屋の奥にはテーブルとソファがあり、ここに座りながら横浜の夜景をぼけーっと見ていたのは、質の良い時間が過ごせた。

ベッドもコンセント・ライトが両サイドにあり使いやすい。
そしてベッドは大きくて、マットレスも良いもので気持ちがよかった。

テレビは壁掛けで埋め込まれている。とてもスマートな印象を受ける。
テレビの下の台は大理石で高級感がすさまじい。

空気清浄機も高そうである。知らないけど。

冷蔵庫にはお酒が入っている。これはウェスティン同様、チェックアウト時に飲んだものを精算する。
ビールがアサヒスーパードライとプレミアムモルツの2種類あるのが良かった。

眺望:無限に居座りたくなるバルコニー

部屋にはバルコニーがついており、「これぞ・横浜みなとみらい」という景色を見ることができる。

特に夜景は圧巻の一言。以前に「セブンルール」という番組で女性経営者だったかな?の方がリフレッシュに1人で泊まりに来るというシーンがあったが、その気持ちがとても良く分かった。

この夜景をバルコニーから見れるという価値は素晴らしいと思った。良いことがあったとき、落ち込んだ時、人生に彩りが欲しいとき…。
様々なシーンで利用したいホテルだと思った。

バス・トイレ:ガラス扉で仕切られていて使いやすい

いい部屋なのでバス・トイレも良い。

シャワールームとトイレがガラス扉で仕切られているので使いやすかった。
ちゃんとしたハイグレードホテルのバスルームって感じ。

クラブラウンジ

クラブラウンジは最上階の25階にある。エレベーターにカードキーを反応させることで、23階~のクラブフロアに行くことができる。

ティータイムはノンアルでスイーツを楽しむ

14時~17時はティータイム。
この時間はアルコールの提供は行われずに、スイーツを楽しむ時間となっている。

ビンのコーラが置いてあったので、久々にコーラを飲んだ。
コーラもビンだと3割増しくらいで美味しく感じるよね。

カクテルタイム・ナイトキャップ

17時30分からカクテルタイム、20時からナイトキャップと言ってそれぞれでお酒が出る。ナイトキャップはカクテルタイムから、おつまみとビールが減る。コンセプトとしては「寝酒」ということらしい。

ちなみに寝酒は良くない。

おつまみは乾きものとハム、フルーツなど。

ドリンクはスタッフの方が作ってくれるのだが、かなり種類が多い。

ビールはビンと生ビールの両方があり、見たことないアサヒのサーバーがあった。

さすが高級ホテルということでドライプレミアム。泡も綺麗に注いでくれて美味しかった。

また、余市のハイボールも飲んだ。今は値段も上がってなかなか飲めない余市は美味しかった。ハイボールにしたのは贅沢だね。

ナイトキャップの時間帯はビールと、おつまみのカロリー高い順になくなっていた。

ルームディナー:夜景を望みながら堪能

宿泊に付属していたコースとは別に、東急ホテル60周年のクラフトビールを注文して飲んだ。

コースはこんな感じでテーブルごと運ばれてきた。
前菜からメインのステーキ、スイーツまで…コースだけで1万円近くするんじゃないかという内容だった。
みなとみらいの夜景を見ながら美味しい料理を食べるのはとても贅沢な時間だった。

朝食:スタンダードなビュッフェ

朝食のビュッフェも価格に含まれていた。本来であれば2階のカフェで食べるのだが、コロナウイルス対策で席間を空けることを目的に、地下1階のパーティールームも朝食会場になっていた。

カフェはどれだけ待てばよいか分からないくらい並んでいたので私は地下のパーティールームで食べたが、それでも15分ほどは待った。
席間がとにかく広く、過剰なほどコロナウイルス対策がなされている印象だった。

和食・洋食が並ぶビュッフェ。どれも美味しかったけど、「さすがハイクラスホテル」というほどパンチが効いているとは感じなかった。

珍しいのはネギトロ丼があったこと。よそってくれた。

オムレツも作ってくれて、中の具を選ぶことができた。

横浜観光もすぐそこ

みなとみらいの観光地、例えば赤レンガ倉庫や馬車道、コスモワールドなどからほど近く、観光の拠点として利用することができる。

また、みなとみらい線・東横線に乗れば渋谷まで30分ちょっとで行くことが出来、東京・横浜観光の拠点に向いているホテルだ。

私はずっと首都圏に住んでいる人間のため、「たまの贅沢」として利用したが、観光で来た時に利用するのも良いホテルだと思う。ぜひまた利用したい。