“スーパースター・佐々木朗希”オープン戦ロッテvs中日観戦記(3/12)

「スーパースターって、いるんだな」

2階席からですが、佐々木朗希投手のデビュー戦を観ることができました。

2階席からでも分かりましたよ。
本当にすごかった。めちゃめちゃカッコよかった。これが「スーパースター」かと。

ビジュアル・スタイルが綺麗で華がある。「令和の怪物」がマリーンズのピンストライプを着てマリンスタジアムのマウンドに上がるのは、泣きそうになるほど嬉しかったです。

パフォーマンスも圧倒的に映りました。
「軽く投げてるんじゃないか」と思うほど、力感がなく、しなやかなフォーム。

井口監督や本人の談話からも、まだ全力投球ではないよう。
それでも最速153キロ、ストレート9/11球が150キロ以上。1球投げたスライダーも141キロ。

「最高出力」で言えば昨年見た千賀や澤村の方が上ですが、この力感のなさからこのボールというのは、ちょっと考えられないな…と思いました。

笑うしかないです。

彼のことは元々応援しておりましたが、今回初めて観て、「こんなにカッコいい・すごい投手なのか」と目を奪われました。
この日から唐川侑己投手に並んで佐々木朗希投手もトップで推したいと思います。(今更かもしれないけど)

以下、当日までの一連の流れをダラダラ書いてます。

「3月12日の中日戦で登板予定」

説明不要の「令和の怪物」こと、佐々木朗希投手も2年目のシーズンに入りました。

1年目は「体力強化」に専念していたとされ、対外試合では登板ナシ。今年の2月中から3月のオープン戦での登板が囁かれるようになりました。

当初の報道では「3月6日か7日」と言われていた佐々木朗希投手の登板でしたが、6日が近づいたどこかから、「3月5日の打撃投手の様子を見て、3月12日か13日に登板予定」と変わっていました。

ちなみに「6日か7日」の報道が出た日は、ちょうど6日・7日のチケット発売日で、チケットサイトが落ちるなど獲得にはたいへん苦労しました。(無事取れました)

3月5日の打撃投手の調子は良かったようで、その後「12日の登板」が各報道で出るようになりました。
その時には12日のチケットは手に入れておりました。というのも、佐々木の登板が噂された12日と13日両方買おうと思っていたのですが、13日のチケットは早々に売り切れており、購入できなかったのです。

結局13日が雨天中止になったことを踏まえると、12日登板は正解でしたし、私もたいへん運が良かったです。

佐々木朗希投手はどこから来る?

5回裏終了。報道では6回表から佐々木朗希投手が登板すると言われており、お客さんは誰も席を立ちませんでした。

マリーンズのリリーフ投手は基本的にライトから出てくるので、私も出てくる瞬間を捉えようとカメラを構えていたんですが…

出てきたのは「M Splash!!」でした。そりゃそうだ。

なんかライトから出てくる気配がなかったので、一旦ベンチに目をやったら、遠目に「17」が見えた気がしたんですよね。
以下の写真で、わかりますか?

というわけで佐々木朗希投手がベンチから登場。
グラウンドに現れたときにはそれはそれは素晴らしき大歓声…かと思いきや、

気づいてる人が少なかったので、ひっそり登場する感じになっていました。キャッチボールを始めたあたりから気づく人が増え、拍手。みんなシャッターを構えるようになりました。

あいみょん「今夜このまま」

佐々木朗希投手の登場曲は、あいみょん「今夜このまま」でした。

チーム側の配慮か今年からの変更点か、シート変更において佐々木朗希投手の名前を先に呼び上げ、野手の変更を続けることで1分以上と、曲が長く流れておりました。

印象的な音楽というのは、それを聴いた時のシチュエーション(光景)と併せて記憶に残るものです。

今後もこの曲「今夜このまま」を聴くたびに、佐々木朗希投手の初登板を思い出すのでしょう。

佐々木朗希に見た夢

私も生まれは東北なので、皆が語っているような、震災に重ねた期待…という面もないわけではありませんが、私としては「千葉が盛り上がってほしい」という思いが強いです。

マリーンズ史上にとどまらず、プロ野球史上最高クラスのスーパースターになれる選手だと思うので、マリーンズと佐々木朗希投手の活躍が連鎖して起こることで千葉が盛り上がり、多くの人が千葉県の魅力、そして野球というスポーツの面白さに触れるようになればと願っております。

私は引き続き、グッズを買って見守ることしかできませんので、温かく構えていようと思います。

試合の振り返り

ここからは佐々木朗希投手以外に触れて試合を振り返っていきたいと思います。

開幕投手・二木貫禄のピッチング

先発は二木投手。開幕投手として指名された後のピッチングとして、堂々たるものでした。

5回を投げ、4安打無失点。この日のストレートは殆ど(もしかしたら全て)が130キロ台でしたが、コントロールとテンポよく中日打線を無失点に抑えました。
前回同様無四球というのも素晴らしいです。

背番号18。マリーンズの「守って勝つ野球」の柱して相応しい活躍を期待しています。

(ここから敬称略)

ベテランレギュラー陣の安定感

荻野貴司が2打数1安打1四球、マーティンが3打数2安打1打点。そしてこのほから合流した井上が3打数2安打。

私も含めてプロ野球ファンは若手を持ち上げる傾向にありますが、やっぱりレギュラーを張るベテランというのはワンランク上のポジションにいるよねというのが結果・内容共に示されている感じがしました。

ピッチャーは東條が若手の土居に助けられる形となったので、それは次回期待したいと思います。

凡打も内容が良いのは小川・山口

静岡でも感じたことですが、ルーキーの小川と、高卒3年目の山口は打席の内容がとても良いです。

小川に関しては良くボールに当てている印象。この日放った2本の外野フライはどちらも「あわや」という内容。
また、セーフティバントはお見事の一言。毎打席よく考えて打席に立っている印象の強い選手です。

井口監督もコメントしておりましたが、山口も内容が良いですね。この日のノーアウト1,3塁での第2打席、結果はゲッツーでしたが「セカンドに転がせばゲッツーでも1点」というところで、粘って粘ってからセカンドに転がしたというのは、私は良かったと思います。貴重な1打点です。
凡打でも打球が速く、内容もベテランのレギュラーに次ぐものだと思います。引き続き起用され続けるのではないでしょうか。

開幕、近づく

スタメンがガチメンバーにだいぶ近づいて来ました。もう開幕は近いのだなということを思わずにはいられません。